Web閲覧アクセスログ 行動プロファイリング

ダイレクトメールの効果は今までの3.72倍。差出通数の削減率は94.7%

多様性総合研究所のWeb閲覧アクセスログ 行動プロファイリングシステムの特徴は、よくある今までのレコメンドエンジンとは全く逆の発想。すなわち、買ったもの(買うもの)から行動を促すのではなく、観測された閲覧行動から、例え購入に至ってない閲覧者であっても、対象となる閲覧者が何を欲していたのかがわかるというものです。

近年、AIDAMAでは説明が難しい消費者購買行動について、AISASやAISCEASなど情報収集プロセスとしての検索行動に主眼を置いた新しい消費者購買行動モデルが出てきています。例えばAISCEASでは、

  • A:Attention(注意)
  • I:Interest(興味・関心)
  • S:Search(検索)
  • C:Comparison(比較)
  • E:Examination(検討)
  • A:Action(購買)
  • S:Share(情報共有)

とした上で、その行動を説明しようとしています。

多様性総合研究所ではこうした新しい概念において、検索行動、つまり、「ぐるぐる見て回る行動」にこそ、その後に続く、比較・検討・購買・情報共有に影響する鍵が隠されているのではないかと考えています。

こうした記述を行なうと、「レコメンドエンジン」「アクセスログ解析」「SiteCatalyst」など、いくつかの重要な単語が頭に浮かぶ方も多いでしょう。また、これらの重要性は言うまでもないことかと思います。

しかし、「行動を解析する」という側面を考えた場合、必ずしもそれらがうまく機能しているとは言えないのもまた事実です。

例えば何か買い物をしようと考えた場合、まず検索エンジンや出店サイトを見て回り、欲しいもののイメージと商品の実態や実勢価格を調査した上で、条件の良い場所で購入する。というのが一般化しつつあります。

この時、「おすすめ」や「他の人達はこんなものを買ってます!」などという触れ込みで一度ならず何度も何度も欲しくも無い商品を勧められたり、一度買ったが最後、半ば強制的に入ってしまったメーリングリストが少量の欲しいなと感じる商品と、大多数の欲しくない商品の広告を送りつけられ、うんざりしてしまうことは誰しも経験があることなのではないでしょうか?

このような体験を潜在顧客となっている購入予定者に多くさせてしまった場合、購入行動に至らないだけではなく、場合によっては「この店では買わない」と、その後の情報共有にまで悪影響をもたらしてしまう恐れすらあります。

弊社のプロファイリングコンサルティングを利用した場合、行動の解析の結果、興味を持っていると考えられる閲覧者のみを対象とするため、上記のように潜在顧客を逃す恐れを低減し、さらには成約率の向上、また、Eメールや郵便の通数そのものを減らすことができるため、大幅なコストの削減も可能となります。

これらプロファイリングの効果率は、弊社独自の調査によると、プロファイリングを行なわない時と行なった時を比較した場合、その対象率は15.1%→64.4%と3.72倍にアップ(195MB、1,891,715行の一般的なページのWebアクセスログを使用。62,565セッションの内、41,710セッションを学習、20,855セッションを検証に使用。アイテム数は個別を3とし、その重複2を加えた合計5。抽出率25.2%)。

さらに上記5種類のアイテム別にダイレクトメールを送ったと仮定した時、その合計通数は104,275通。プロファイリング後、対象となった通数は5,256通と、94.7%の削減が可能との試算結果が出ています。

この、多様性総合研究所の提供するWeb閲覧アクセスログ 行動プロファイリング「もしかして、、、What You Get !」が御社にとって、非常に有益なコンサルティングになることを期待いたします。

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